女性は恋愛に憧れる
多くの女性はドラマティックな恋愛に憧れ、自分がそのヒロインになる事を夢見ている。テレビを筆頭とした様々なメディアで恋愛ドラマが作られ、それに感化された女性達は自分もドラマのような「運命の王子様」と出会える事を願っているというわけだ。
この願いを持った女性達にとって、普通の男性が普通に生活していてもまず目に入らない。性格がどうとか雰囲気がどうとかそういう以前の問題で、恋愛対象となっていないのである。
憧れに付き合う必要なし
では恋愛対象となる為にはどうすれば良いのか。これは意図的にそのような演出を行うしかない。なんせ女性が参考にしているのは脚本も演出もついた恋愛ドラマなのだ。
恋愛に対して自ら行動を起こさなかった男性が童貞のまま30代を迎えてしまうのは、今の時代ではある意味必然となっている。
ただ今更当然行動を起こせと言われても、何をすれば良いのか見当もつかないのが実際のところだろう。それにここで行動を起こす事は「恋愛至上主義」の迎合であり、得られるものはせいぜい出来損ないの恋愛ごっこといったところだろう。確かに童貞は捨てられるかもしれないが…。
つまりそれは今までの自分の生き方と違った事をするもので、慣れない事をするには大きな労力が必要になる事も想像に難くない。
男女ともに持つ幻想
しかし女性も「恋愛至上主義」はただの願望であり、現実的ではない事を年齢や経験を重ねる事で理解する。もちろん個人差があり、いつまでも願望を持ち続ける女性もいるが、年齢とともにその割合は減ってくると考えてよいだろう。
そう、30代の男性が相手として捉えられる女性の年齢層では、「恋愛至上主義」は既に崩壊寸前なのである。そしてここでも各メディアの印象操作が効いてきてしまう。今度は男性が「女性は恋愛至上主義なんだ」と思い込み、必要以上に警戒、拒否してしまい、童貞のまま20歳を超える事になるとその後は機会が激減してしまう。
30代の恋愛とは
実際のところ自分が固まってくる20代後半からの男女に刺激的な恋愛は必要ない。童貞である事も大した問題ではなく、余計な事を考えず素直に自分の事を伝えれば良いだけだ。駄目でもそれは合わなかっただけ、気に病む事はない。
恋愛が苦手だと思う人もいるのかもしれないが、そもそも恋愛に上手いも下手もない。変に構えず、まずは話の合う相手から探してみてはどうだろう。